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スタッツ表の見方

順位表、ボックススコア、アドバンスドスタッツの略語と数字の意味。試合結果のページの表と同じ並びで解説する。

スタッツ(統計)はバスケットボールの試合を数字で読むための道具で、順位表、試合ごとのボックススコア、シーズンを通した個人成績とチーム成績に分かれる。基本の数字は得点・リバウンド・アシストだが、近年はシュートの効率やポゼッション(攻撃回数)あたりの数字で比べるのが普通になった。このページでは、試合結果・順位表に出てくる順に読み方を説明する。

順位表の見方

勝・敗(W・L)
勝った試合と負けた試合の数。
勝率(PCT)
勝ち数÷試合数。NBA・WNBA・B.LEAGUEの順位はこれで決まる。同率のときの順は各リーグの規定(直接対戦の成績など)による。
ゲーム差(GB)
首位との差。(首位の勝ち数−そのチームの勝ち数)と(そのチームの負け数−首位の負け数)を足して2で割る。残り試合でひっくり返せるかの目安。
連勝・連敗(STRK)、直近10試合(L10)
チームの調子。W3なら3連勝中、L2なら2連敗中。
得失点差(DIFF、+/-)
総得点−総失点。勝率より実力を表すことが多く、同率の順位決めにも使われる。
勝点(PTS)
大学や高校のリーグ戦、FIBAの大会(ワールドカップの予選リーグなど)で使う。勝ちに2点、負けに1点(不戦敗は0点)などリーグごとに決まっていて、勝点の多い順に並ぶ。関東大学リーグの順位表もこの方式。
地区(ディビジョン・カンファレンス)
NBAとWNBAは東西のカンファレンスごとに順位を出し、NBAは各カンファレンスの上位6チームがプレーオフに直行、7〜10位はプレーインで残り2枠を争う。

このサイトの順位表は、NBA・WNBAが「勝・敗・勝率・差・連勝連敗」、大学リーグが「勝・敗(勝点の順)」、ウインターカップの都道府県予選は決勝のスコアと各回戦の結果で表している。プレーインの仕組みは用語集へ。

ボックススコアの見方

試合ごとの個人成績の表。列の並びはリーグや中継で多少違うが、略語はほぼ共通している。

略語意味
MIN出場時間(分)。
PTS得点。
FGM-FGA、FG%フィールドゴール(フリースロー以外のシュート)の成功数-試投数と成功率。3ポイントも含む。
3PM-3PA、3P%3ポイントシュートの成功数-試投数と成功率。
FTM-FTA、FT%フリースローの成功数-試投数と成功率。
OREB、DREB、REBオフェンスリバウンド、ディフェンスリバウンド、その合計。
ASTアシスト。得点に直接つながったパス。
STLスティール。相手からボールを奪った数。
BLKブロックショット。
TO(TOV)ターンオーバー。シュートを打つ前にボールを失った数。
PFパーソナルファウル。FIBAは5つ、NBAは6つでファウルアウト。
+/-その選手がコートにいた時間のチームの得失点差。
EFF、PIR1つの数字で貢献度を表す指標。B.LEAGUEのEFFは(得点+リバウンド+アシスト+スティール+ブロック)−(シュートの失敗数+フリースローの失敗数+ターンオーバー)。ユーロリーグのPIRはこれに「受けたファウル」を足し、「ブロックされたシュート」と「犯したファウル」を引く。
DNP出場なし(Did Not Play)。
ダブルダブル、トリプルダブル得点・リバウンド・アシスト・スティール・ブロックのうち2部門(3部門)で2桁。

チームの欄には得点の内訳も出る。「ペイント内得点」はゴール近くで決めた得点、「速攻得点(ファストブレイク)」は相手が戻る前の得点、「セカンドチャンスポイント」はオフェンスリバウンドのあとの得点、「ターンオーバーからの得点」は相手のミスから生まれた得点、「ベンチ得点」は先発以外の得点で、試合の流れがどこで決まったかが分かる。

アドバンスドスタッツ

得点やシュート成功率をポゼッション(攻撃回数)やシュートの価値で補正した指標。中継の解説やNBAの公式スタッツで使われる。各項目の計算式と使い方は用語辞典で詳しく説明している。

eFG%(有効フィールドゴール率)Effective Field Goal Percentage
3ポイントの価値を1.5倍として補正したフィールドゴール成功率。
TS%(トゥルーシューティング率)True Shooting Percentage
2ポイント・3ポイント・フリースローをすべて含めて、得点効率を一つの数値で表す指標。
オフェンシブ/ディフェンシブ・レーティングOffensive and Defensive Rating
100ポゼッションあたりの得点(オフェンス)と失点(ディフェンス)を示す効率指標。
ネットレーティングNet Rating
オフェンシブ・レーティングからディフェンシブ・レーティングを引いた、100ポゼッションあたりの得失点差。
ペースPace
1試合(48分または40分)あたりに両チームが消化するポゼッション数を示す指標。
4ファクター(Four Factors)Four Factors
勝敗を左右する4要素(シュート効率、ターンオーバー、リバウンド、フリースロー)をまとめた分析枠組み。
ユーセージ率Usage Rate
選手がコートにいる間に、チームの攻撃機会のうち何%をシュートやターンオーバーで終わらせたかを示す指標。
プラスマイナスPlus-Minus
選手がコートにいた時間帯における、チームの得点と失点の差を示す数値。
アシスト/ターンオーバー比Assist-to-Turnover Ratio
アシスト数をターンオーバー数で割った値で、ボール保持者の判断の安定性を示す指標。
リバウンド率Rebound Percentage
取れる可能性のあったリバウンドのうち、実際に何%を獲得したかを示す指標。

スタッツで試合を読む3つのコツ

  1. 得点の多さより効率を見る。FG%ではなく、3ポイントの価値を反映したeFG%(有効フィールドゴール率)か、フリースローも含めたTS%(トゥルーシューティング率)で比べる。
  2. シュートの本数の差がどこから生まれたかを見る。リバウンド率とターンオーバーの差がそのままシュートの機会の差になる。4ファクターはこの考え方をまとめたもの。
  3. チーム同士を比べるときは、試合のペースをそろえる。100ポゼッションあたりの得点(オフェンシブ・レーティング)と失点(ディフェンシブ・レーティング)、その差のネットレーティングで見ると、速いチームと遅いチームを同じ物差しで比べられる。

このサイトの試合結果と順位表

試合結果・順位表(まとめ)NBAB.LEAGUEユーロリーグWNBAウインターカップU18トップリーグ大学リーグ

ルールの用語は第2章 ルールとペナルティ、コートの場所の名前はコートの寸法と名称へ。

参考にした情報

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