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B.LEAGUE(Bリーグ)

NBLとbjリーグの統合で2016年に誕生した男子プロリーグ。2026-27季からB.PREMIERを頂点とする新体制に移った。

B.LEAGUE

日本の男子トップリーグは2005年以降、日本協会系のリーグとプロのbjリーグに分かれていた。FIBAは統一を何度も求めたが進まず、2014年11月26日に日本バスケットボール協会の資格を無期限停止し、代表は国際大会から締め出された。2015年1月にFIBAが設けたJAPAN 2024 TASKFORCEを川淵三郎が率いて統合をまとめ、同年4月に新リーグの運営法人が発足、8月に処分が解除された。2016年9月22日、代々木第一体育館のアルバルク東京対琉球ゴールデンキングスで新リーグは幕を開けた。

初年度のB1は総入場者数が約148万人、1試合平均2,754人だった。その後は各地で大型アリーナの整備が進み、観客動員は右肩上がりで伸びた。2025-26シーズンの総入場者数は548万168人と過去最多を更新し、開幕から10年でおよそ2.5倍に達した。同季は名古屋ダイヤモンドドルフィンズが平均1万281人でリーグトップとなり、名古屋Dと千葉ジェッツがクラブ平均で初めて1万人を超えた。千葉Jは新本拠地の効果で売上高50億円にも初めて到達している。

2019-20シーズンは新型コロナウイルスの感染拡大で試合の延期や無観客開催が相次ぎ、2020年3月に残り全試合の中止が決まった。チャンピオンシップも開かれず、この季は優勝チームが存在しない。翌2020-21シーズンは入場制限を伴いながら再開し、千葉ジェッツが宇都宮ブレックスを破って初優勝した。その後は観客数の上限が段階的に緩められ、リーグは動員を回復させるだけでなく、過去最多を塗り替える成長軌道に戻っていった。

改革構想「B.革新」は、単年の成績による昇降格をやめ、平均入場者数・売上高・アリーナの3条件で所属カテゴリーを決める仕組みだ。2026-27シーズンから最上位のB.LEAGUE PREMIER、B.LEAGUE ONE、B.LEAGUE NEXTの3層に再編された。PREMIERの基準は平均入場者数4,000人、売上高12億円、5,000席以上のアリーナで、ONEは2,400人・4億円・3,000席だ。PREMIERには8億円のサラリーキャップが設けられ、2026年1月には初の新人ドラフトも開かれた。

新体制の初年度は「りそなグループ B.LEAGUE 2026-27シーズン」として行われ、トップのB.LEAGUE PREMIERには旧B1から22、旧B2から4の計26クラブが参入した。リーグは東西2地区制で、2026年9月22日に開幕した。サンロッカーズ渋谷は江東区への移転に合わせて東京サンロッカーズへ改称している。開幕直後は群馬クレインサンダーズが東地区で開幕4連勝と好発進し、前季B1王者の長崎ヴェルカは4連敗と苦しいスタートを切った。下部のB.LEAGUE ONEは5地区制で争われる。

選手登録では外国籍選手を3人まで置けるほか、帰化選手かアジア特別枠の選手を1人加えられる。アジア特別枠は2020-21シーズンに導入され、2025-26チャンピオンシップでは長崎の韓国人選手イ・ヒョンジュンが最優秀選手に輝いた。日本人では横浜ビー・コルセアーズの河村勇輝が2024-25シーズンにNBAのメンフィス・グリズリーズと契約し、海を渡った。一方で馬場雄大や渡邊雄太のように海外経験を積んで国内に戻る選手も増え、リーグの水準を押し上げている。

2026-27シーズン順位表(B.PREMIER)

2026年10月11日の全試合終了時点。出典:B.LEAGUE公式サイト。クラブ名から本拠地アリーナのページへ進める。

東地区

西地区

歴代優勝チーム

シーズン優勝準優勝ファイナルMVP
2016-17栃木ブレックス川崎ブレイブサンダース古川孝敏
2017-18アルバルク東京千葉ジェッツ田中大貴
2018-19アルバルク東京千葉ジェッツ馬場雄大
2019-20中止中止—
2020-21千葉ジェッツ宇都宮ブレックスセバスチャン・サイズ
2021-22宇都宮ブレックス琉球ゴールデンキングス比江島慎
2022-23琉球ゴールデンキングス千葉ジェッツコー・フリッピン
2023-24広島ドラゴンフライズ琉球ゴールデンキングス中村拓人
2024-25宇都宮ブレックス琉球ゴールデンキングスD.J・ニュービル
2025-26長崎ヴェルカ琉球ゴールデンキングス馬場雄大

2022-23以降はファイナル賞の受賞者を記載。2019-20は新型コロナウイルスの影響でシーズン途中に中止となった。

記録

最多優勝
宇都宮ブレックス 3回(2016-17〈栃木ブレックス〉、2021-22、2024-25)
ファイナル連続進出
琉球ゴールデンキングス 5季連続(2021-22〜2025-26)
年間総入場者数(2025-26)
548万168人(過去最多)
クラブ平均入場者数最多(2025-26)
名古屋ダイヤモンドドルフィンズ 1万281人
初年度B1総入場者数(2016-17)
148万2,462人(1試合平均2,754人)
2025-26 レギュラーシーズン最高成績
長崎ヴェルカ 47勝13敗

参考にした情報

B.PREMIERの本拠地アリーナ

一覧

TOYOTA ARENA TOKYO

アルバルク東京、東京サンロッカーズ ・ 東京

Bプレミア開幕戦の舞台。アルバルク東京の本拠地。

ゼビオアリーナ仙台

仙台89ERS ・ 仙台市

あすと長町に建つ民設アリーナ。改修で通年型スケートリンクを併設した。

千葉ポートアリーナ

アルティーリ千葉 ・ 千葉市

千葉ポートスクエアに建つ、最大7,512席を備えた千葉市の多目的アリーナ。

横浜BUNTAI

横浜ビー・コルセアーズ ・ 横浜市

旧横浜文化体育館を建て替え、2024年に開業した約5,000席のアリーナ。

豊橋市総合体育館

三遠ネオフェニックス ・ 豊橋市

三河港に近い総合スポーツ公園の中にある、三遠ネオフェニックスの本拠。

ウィングアリーナ刈谷

シーホース三河 ・ 刈谷市

刈谷市総合運動公園にある、シーホース三河の本拠となる体育館。

SAGAアリーナ

佐賀バルーナーズ ・ 佐賀市

SAGAサンライズパークに佐賀県が整備した、九州最大級の多目的アリーナ。