高田真希が女子バスケの発展のために長文で提言、Wリーグ開幕は黒星
デンソーアイリスは富士通に64-79で敗れた。高田真希は開幕前に自身のXで、選手のリスクが高すぎると訴え、対話を求めた。
Basketball Press編集部

dメニューニュースの報道をもとに作成
2026年10月31日、女子バスケットボールのWリーグが各地で開幕した。昨季女王のデンソーアイリスは、敵地・トッケイセキュリティ平塚総合体育館で富士通レッドウェーブと対戦し、64-79で敗れた。日本代表の高田真希は13得点9リバウンドを記録した。
試合は、高田の3ポイントシュートでデンソーが先制する入りだったが、その後17点を連続で奪われ、苦しい立ち上がりとなった。それでもデンソーは高田、シラ・ソハナ・ファトー・ジャ、川井麻衣を中心に得点を重ね、第2、第3クォーターは富士通を上回った。しかし最後までリードを奪い返せず、開幕は黒星発進となった。
高田にとって今季は、デンソー一筋19年目の初戦だった。開幕の4日前、高田は自身のXに「女子バスケの発展のために」と題する長文を投稿していた。高田はこの投稿に、対話を求める思いを込めていた。
デンソーは直前に、10月20日から25日までインドのベンガルールで開催された「FIBA女子バスケットボールリーグアジア2026(WBLA)」に日本を代表して出場し、アジアの女子クラブチームNo.1に輝いた。開幕の1週間足らず前に大会を戦い終えた、タイトなスケジュールだった。
高田は「疲れました(笑)確実に疲労がないかというとそうではないが、そこを言い訳にはできない」と本音を明かした。WBLAのオールスターファイブにも選ばれており、個人としても評価を受けた大会だった。
Wリーグは日本の女子トップリーグで、実業団チームを母体とするクラブが中心である。デンソーは昨季、悲願のリーグ初優勝を果たしたチームである。
日本の統括団体であるJBAは、男女日本代表「AKATSUKI JAPAN」と国内競技全体を管轄する。世界の統括団体であるFIBAは、W杯、五輪予選、3x3を所管し、212の国・地域連盟が加盟する。代表活動とクラブの試合日程が重なる中で、選手の負担をどう抑えるかは競技全体に関わる課題である。
開幕戦は敗れたものの、Wリーグは長丁場の争いで、序盤の結果だけで順位が決まるわけではない。高田の投稿を受けた選手の負担や日程をめぐる議論が、今後どう進むかが注目される。
Basketball Pressの見方
Wリーグの開幕戦でデンソーが黒星発進した一方、高田真希は開幕前に女子バスケの発展を訴えた。WBLAへの出場直後に開幕を迎えた日程は、選手の負担をどう考えるかという問いを投げかける。高田は疲労を言い訳にしないと語った。女子バスケの発展に向けた提言が、選手の健康や日程の議論にどうつながるかが、今後の焦点となる。
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