トライアングル・オフェンス
Triangle Offense
サイドライン側にポスト・ウイング・コーナーの三角形を作り、読みでパスとカットを続けるオフェンス。
カット・移動パスドリブルスクリーン1〜5オフェンスXディフェンス
トライアングル・オフェンスは、サム・バリーの考え方をテックス・ウィンターが発展させたシステムで、トライアングル・オフェンス、トライアングル、トリプルポスト・オフェンスとも呼ばれる。ボールサイドにポスト、ウイング、コーナーの3人で三角形(サイドライン・トライアングル)を作り、残る2人がトップとウィークサイドに位置する。
三角形の中ではポストへのパスからのカット、ウイングとコーナーの入れ替わり、ウィークサイドでのスクリーンなど、ディフェンスの対応を読んで複数の選択肢を選ぶ。全員が適切な間隔(15〜18フィート程度)を保つことで、どの位置からでもパスの角度とカットのスペースが生まれるよう設計されている。パスの選択肢が常に複数あるため、守備がどこを止めても次の選択肢へ移れることが理想とされる。
フィル・ジャクソンがシカゴ・ブルズとロサンゼルス・レイカーズで計11回のNBA優勝を果たした際の基盤となった。ポストでパスを判断できる選手と全員の高い理解度が必要で、習得の難しさから現在のNBAでは全面採用するチームは少ない。コーチや選手がこのシステムの理解に何年もかけたといわれるほど奥が深く、原則を守り続ける規律がチームに求められる。
動き方・手順
- ボールサイドにポスト・ウイング・コーナーの三角形
- トップの選手はウィークサイドの2人目と2メンゲーム
- ウイングからポストへパスし、カットで合わせる
- 守備の対応を読み、次の選択肢へつなぐ
対策・弱点
強いサイドへの意識が高いため、ボールサイドを固めて逆サイドへのパスを遅らせると流れが止まりやすい。スイッチを多用されるとカットのずれが生まれにくく、個の打開力が必要になる。
実例
フィル・ジャクソンはこのオフェンスでブルズを6回、レイカーズを5回、計11回NBA優勝に導いた。
教科書の実例
参考にした情報
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用語辞典オフェンス
モーション・オフェンス
決まった型ではなく、パス・カット・スクリーンの原則に従って5人が連動し続けるオフェンス。
Motion Offense
セットプレー・アクション
ポストアップ
ゴールに背を向けてローポストなどで位置を取り、ボールを受けて1対1で得点を狙うプレー。
Post-Up
オフェンス
プリンストン・オフェンス
全員がハイポスト周辺を中心にパスとバックドアカットを繰り返し、我慢強く崩すオフェンス。
Princeton Offense