ピボット
Pivot
片足(軸足)を床につけたまま、もう一方の足を何度でも踏み出して向きを変える動作。
ピボットとは、ボールを保持した選手が片方の足を床から離さずに回転し、もう一方の足を任意の方向へ何度でも踏み出す動作である。床についたままの足を軸足(ピボットフット)、動かす足をフリーフットと呼ぶ。前に踏み出しながら回るのがフロントピボット、背中側へ回るのがリバース(バック)ピボットで、日本の指導現場でもこの呼び分けが定着している。
ルール上、静止してボールを受けた場合はどちらの足を軸足にしてもよく、一度決まった軸足を床から持ち上げてボールを手放さないとトラベリングになる。ドリブルを始める場合は軸足が床を離れる前にボールを手から離す必要があり、パスやシュートであれば軸足を上げてもよいが、再び床に着く前にボールを離さなければならない。
ピボットはトラップから逃れてパスコースを作るとき、ポストでディフェンスを背負って向き直るとき、ドリブルを止めた後に角度を変えるときなど、あらゆる局面で使われる。軸足の使い方が身についていない選手はプレッシャーを受けるとすぐにトラベリングや苦しいパスに追い込まれるため、低い姿勢で両方向に回る練習が欠かせない。
動き方・手順
- 静止で受けたら軸足を左右どちらにするか決める
- 軸足の母指球を床につけたまま回転する
- フリーフットで前後に踏み出し角度を作る
- ドリブル開始は軸足が浮く前にボールを離す
対策・弱点
ピボットで逃げる相手には、軸足側に体を寄せて回転する方向を限定し、二人目が回り込んでトラップすると逃げ道が少なくなる。サイドライン際へ追い込むとさらに効果的だ。