ストレッチ4
Stretch Four
3ポイントを打てるパワーフォワードで、相手ビッグマンを外へ引き出す役割。
ストレッチ4は、外からのシュート、特に3ポイントを打てるパワーフォワード(4番)のことである。「ストレッチ」は守備を引き伸ばすという意味で、相手のビッグマンをゴール下から外へ引き出し、ペイントに空間を作ることが最大の役割だ。センターにも同様の役割を求める場合は「ストレッチ5」と呼ばれる。現代のチーム編成で欠かせない役割の一つだ。
相手のパワーフォワードやセンターは、外のストレッチ4を守るためにゴール下を離れなければならない。離れなければ3ポイントを打たれ、離れればガードのドライブやセンターのダイブを止める選手がいなくなる。ピック・アンド・ポップ(スクリーンの後に外へ開いてシュートを打つ)は、ストレッチ4の代表的な使い方である。
3ポイントの重要性が高まるにつれて、ストレッチ4は特別な存在から多くのチームの標準的な構成要素となった。課題はリバウンドとゴール下の守備で、サイズのある相手にポストで攻められると守りきれない場合もある。そのため守備やリバウンドの能力も備えた選手の価値が特に高い。守備の弱点を補える選手はさらに重宝される。
動き方・手順
- 3ポイントライン付近に位置し守備を広げる
- スクリーン後に外へ開いてシュート(ポップ)
- 相手ビッグマンをゴール下から引き離す
- 守備とリバウンドで不足を出さない
対策・弱点
相手は小さく速い選手をストレッチ4に当ててスイッチで対応したり、逆にストレッチ4にポストで攻めかかって守備の弱点を突いたりする。
実例
ダラス・マーベリックスのダーク・ノビツキーは、長身で外角シュートを武器とするストレッチ4の代表格として知られ、2011年にNBA優勝を果たした。