Basketball Press世界のバスケットボールニュース

トップ / 戦術教科書 / 用語辞典 / セットプレー・アクション

セットプレー・アクション

ピック&ロール

Pick and Roll

味方がボールマンのディフェンダーにスクリーンをかけ、スクリーナーがゴールへ転がって合わせる2人の連係。

12345
ピック&ロールの図

カット・移動パスドリブルスクリーン1〜5オフェンスXディフェンス

ピック&ロールは、ボールを持たない選手(多くはビッグマン)がボールハンドラーのディフェンダーにスクリーン(ボールスクリーン、オンボール・スクリーン)をかけ、ボールハンドラーがそれを使ってドリブルし、スクリーナーがゴール方向へ転がる(ロール、ダイブ)動きである。日本ではピックアンドロール、PnRとも書かれる。

ディフェンスはスイッチ、ヘッジ、ドロップ、ブリッツ(トラップ)、アイス(ウィーク)などで対応し、オフェンスはその対応を読んでプレーを選ぶ。ボールハンドラーはシュート、ドライブ、ロールマンへのパス、逆サイドへのキックアウトを選択し、周りの3人は広がってヘルプを難しくする。ロールマンへのパスを止めるために守備が寄れば、逆サイドのシューターが空くという連鎖が生まれる。

現代バスケットボールで最も多用される2人の連係で、トップ、サイド、エルボー、ドラッグ(速攻の流れ)など様々な位置から使われる。周りの選手のシュート力が高いほどヘルプが出にくくなるため、スペーシングと一体で考えることが重要である。周りの選手の配置や、ロールとポップの使い分けによって無数のバリエーションが作られている。

動き方・手順

  1. スクリーナーが体の向きを決めてセットする
  2. ボールマンは肩が触れる近さでスクリーンを使う
  3. スクリーナーはゴール方向へロールする
  4. 守備の対応を読みシュート、パスを選ぶ

対策・弱点

スイッチ、ヘッジ、ドロップ、ブリッツなどの守り方があり、相手の得意な選択肢を消す方法を事前に決めておく。ロールマンへのタグ(ヘルプ)とその後のローテーションが崩れると失点しやすい。

実例

ユタ・ジャズのジョン・ストックトンとカール・マローンは、ジェリー・スローン監督のもとでピック&ロールの名コンビとして知られた。

教科書の実例

参考にした情報

関連記事

用語辞典

セットプレー・アクション

ピック&ポップ

ボールスクリーンをかけた選手がゴールへ転がらず、外へ開いてシュートのパスを受ける連係。

Pick and Pop

セットプレー・アクション

ラム・スクリーン

ボールスクリーンをかけに行くビッグマンに、別の選手が先にスクリーンをかけてからピック&ロールに入る動き。

Ram Screen