ペース
Pace
1試合(48分または40分)あたりに両チームが消化するポゼッション数を示す指標。
ペースは、一定時間あたりにチームが行う攻撃機会(ポゼッション)の数を示す指標である。NBAでは48分あたり、FIBAルールの試合では40分あたりで表すことが多い。日本でも「ペース」「ゲームテンポ」と呼ばれる。数値が高いほど速いテンポで攻守が入れ替わる試合展開をしていることを意味する。テンポの速さを表す数字だ。
ポゼッション数は、おおむね「フィールドゴール試投数+0.44×フリースロー試投数-オフェンスリバウンド+ターンオーバー」で推定される。これを試合時間で調整したものがペースである。速攻やアーリーオフェンスを多用するチームは高く、ハーフコートで時間をかけるチームは低くなる。推定式の係数は分析サイトによって細かく異なる。
ペースそのものに良し悪しはなく、戦術の傾向を示す数字である。ただし得点や失点の「量」はペースに強く左右されるため、チームや選手を比較する際には、ペースで割った100ポゼッションあたりの数値を使うのが分析の基本とされる。ショットクロックの短縮や14秒リセットの導入もペースに影響を与えてきた。比較の前提となる考え方だ。
ポイント
- 試合やシーズンのポゼッション数を推定する
- FGA+0.44×FTA-ORB+TOVが目安
- 試合時間で正規化する(48分や40分)
- 比較には100ポゼッションあたりの数値を使う
教科書の実例
参考にした情報
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用語辞典スタッツ・分析
オフェンシブ/ディフェンシブ・レーティング
100ポゼッションあたりの得点(オフェンス)と失点(ディフェンス)を示す効率指標。
Offensive and Defensive Rating
スタッツ・分析
ネットレーティング
オフェンシブ・レーティングからディフェンシブ・レーティングを引いた、100ポゼッションあたりの得失点差。
Net Rating
ルール・反則
24秒ショットクロック(14秒リセット)
攻撃側に24秒以内のシュートを求め、オフェンスリバウンド等の場面では14秒にリセットする規定。
24-Second Shot Clock and 14-Second Reset