クローズアウト
Closeout
ヘルプの位置からボールを受けた相手へ素早く距離を詰め、シュートとドライブの両方を防ぐ守備技術。
カット・移動パスドリブルスクリーン1〜5オフェンスXディフェンス
クローズアウトは、ヘルプポジションなどボールから離れた位置にいた守備者が、パスを受けた相手へ全力で寄り、シュートを打たせずドライブも許さない間合いで止まる技術である。日本でも「クローズアウト」とそのまま呼ぶ。チーム全体の守備ローテーションの最後の一歩にあたり、この一歩の質で守備の成否が決まることが多い。
基本は、パスが空中にある間に全力で走り始め、相手の2〜3歩手前から小刻みなステップ(チョップステップ)に切り替えて減速することだ。腰を落とし、片手を高く上げてシュートの視界を遮り、もう一方の手と足でドライブのコースを限定する。勢いのまま飛び込むとフェイク一つで抜かれ、遅すぎれば楽に打たれる。一連の動きを素早く行う必要がある。
3ポイントの比重が高い現代バスケットボールでは、キックアウトされた外のシューターへのクローズアウトが守備の要となっている。どちらの方向へドライブさせるかはチームの約束事(ベースライン側に行かせない、など)で決めることが多く、個人技術とチーム戦術の接点にある技術だといえる。ローテーションの練習とセットで繰り返し指導される。
動き方・手順
- パスが離れた瞬間に全力で走り出す
- 2〜3歩手前でチョップステップに切り替える
- 片手を高く上げてシュートを遮る
- 腰を落とし、決めた方向へドライブを誘導する
対策・弱点
オフェンスはクローズアウトの勢いを利用し、ショットフェイクで飛ばせてから抜く、あるいはキャッチ・アンド・ドライブで減速前に横を突くのが有効である。