ロサンゼルス・レイカーズ(1999-2000〜2001-02)
トライアングル・オフェンス,ローポスト,2メンゲーム。3連覇(2000年ペイサーズに4勝2敗、2001年76ersに4勝1敗、2002年ネッツに4勝0敗)。MVPは3年ともオニール
ブルズで6度優勝したフィル・ジャクソンが就任し、レイカーズは2000年から3連覇を達成した。ファイナルではペイサーズ、76ers、ネッツを順に破り、ファイナルMVPは3年ともシャキール・オニールが受賞している。攻撃の土台になったのは、ブルズ時代と同じトライアングル・オフェンスだった。2001年のプレーオフでは15勝1敗という圧倒的な成績を残した。
ブルズとの違いは、ローポストに歴史的な支配力を持つオニールがいたことだ。トライアングルはもともとポストへのパスを起点とする仕組みなので、オニールにボールを入れる形が自然にできた。守備がオニールに寄れば、ウイングのコービー・ブライアントや外のシューターに空間が生まれる。ポストとウイングの2人の脅威を、同じ枠組みの中で両立させた。
同じ戦術でも、選手の特性に合わせて「どこを起点にするか」が変わることがよく分かる事例である。ブルズではウイングのジョーダンが中心だったが、レイカーズではポストのオニールが起点になった。戦術は選手を当てはめる型ではなく、選手の強みを引き出す器として使うべきだという教訓になる。指導者にとっては、戦術を選ぶ前に自分のチームの強みがどこにあるかを見極めることが出発点になる。
ここから学べること
- 同じ戦術でも起点は選手の強みで変わる
- ポストの脅威がウイングの攻撃を楽にする
- スター2人の役割分担を仕組みで整える
この実例に出てくる戦術:トライアングル・オフェンス、ローポスト、ポストエントリー
チームデータ
- 大会
- NBAファイナル
- 結果
- 3連覇(2000年ペイサーズに4勝2敗、2001年76ersに4勝1敗、2002年ネッツに4勝0敗)。MVPは3年ともオニール
- 監督
- フィル・ジャクソン
- 主な選手
- シャキール・オニール,コービー・ブライアント,デレック・フィッシャー,ロバート・オリー
- 戦術
- トライアングル・オフェンス,ローポスト,2メンゲーム
参考にした情報
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