ショットセレクション
Shot Selection
状況・距離・選手の得意不得意を踏まえて、どのシュートを打つかを選ぶ判断。
ショットセレクションとは、試合の状況、シュートの距離、守備者との間合い、自分や味方の得意な位置などを判断し、どのシュートを打つべきか、あるいは打たずにパスするべきかを選ぶことである。日本の指導では「シュートの選択」とも言い、「タフショット」を避けて「イージーショット」を作るという表現で語られることも多い。
近年の分析では、1本あたりの期待得点はゴール下のシュートと3ポイント(特にコーナー)が高く、3ポイントラインのすぐ内側のロング2ポイントが最も低いとされる。このためNBAを中心に、リム付近と3ポイントへの集中が進んだ。ただし得意なミッドレンジを持つ選手にとっては、そこが最も効率の良い選択肢となる場合もある。
良いショットセレクションは、ショットクロックの残り時間、点差、ファウルの状況も考慮する。早い段階でのタフショットはチームの攻撃機会を無駄にし、相手の速攻も招く。シュートの効率を測るeFG%やTS%などの指標は、ショットセレクションの良し悪しを振り返る道具として使われている。コーチが試合映像で振り返る際の主要なテーマでもある。
実例
ダリル・モーリーがGMを務めたヒューストン・ロケッツは、3ポイントとリム付近に集中する「モーリーボール」で知られた。
参考にした情報
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用語辞典スタッツ・分析
eFG%(有効フィールドゴール率)
3ポイントの価値を1.5倍として補正したフィールドゴール成功率。
Effective Field Goal Percentage
スタッツ・分析
TS%(トゥルーシューティング率)
2ポイント・3ポイント・フリースローをすべて含めて、得点効率を一つの数値で表す指標。
True Shooting Percentage
ファンダメンタル
スペーシング
オフェンスの5人が適切な距離を保って位置取りし、守備を広げて攻める余地を作る考え方。
Spacing