フローター
Floater
ペイント内でブロックを避けるため、手前から高い弧を描いてふわりと放つシュート。
フローターは、ゴール下まで入り込まず、ペイント内の少し手前から高い放物線でボールを浮かせるように放つシュートである。英語ではティアドロップとも呼ばれ、日本でもフローター、ティアドロップの両方が使われる。片手で押し出すように打ち、ボールをリングの上から落とし込むイメージで決める。指先でボールに軽い回転をかけ、柔らかく落とすのが理想だ。
最大の目的は、リング付近で待つ長身の守備者のブロックを越えることにある。レイアップまで行けばブロックされ、止まってジャンプシュートを打つには時間が足りない、という中間距離で使う。片足踏み切り、両足踏み切りのどちらでも打たれ、ステップの途中で早めにリリースすることでブロックのタイミングを外す。ドリブルの勢いを殺さずに打てる点も利点である。
小柄なガードにとって長身選手と渡り合うための必須技術であり、ピック・アンド・ロールでビッグマンが下がって守る「ドロップ」に対する有力な答えとなる。ショットチャート上は効率が下がりやすい中距離だが、ゴール下に入れない状況での確率を上げる意味は大きい。練習ではリングの手前2〜4メートルからさまざまな踏み切りで打ち、距離感を体に覚えさせることが多い。
動き方・手順
- ドライブでペイントの手前まで侵入する
- 守備者の位置とジャンプの準備を確認する
- 早めに踏み切り、片手でボールを高く浮かせる
- リングの上から落ちる弧を意識する
対策・弱点
フローターを打たせる位置まで下がるビッグマンは、間合いを詰めてシューターの手元に手を伸ばす。ガード側の守備者が後ろから追ってボールを狙う手もある。
実例
トニー・パーカーはスパーズ時代、高い弧のティアドロップ(フローター)を代名詞としたことで知られる。
参考にした情報
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用語辞典ファンダメンタル
レイアップ
リングのすぐ近くまで踏み込み、ボールを置くように放つ最も基本的なシュート。
Layup
ファンダメンタル
ユーロステップ
レイアップの2歩の間で左右に大きく方向を変え、ゴール下の守備者をかわすステップ。
Euro Step
ファンダメンタル
ショットセレクション
状況・距離・選手の得意不得意を踏まえて、どのシュートを打つかを選ぶ判断。
Shot Selection