スイッチ・ディフェンス
Switch-Everything Defense
スクリーンやハンドオフのたびにマークを入れ替える、交換を基本としたマンツーマン。
スイッチ・ディフェンスは、オンボール・オフボールを問わずスクリーンが掛かるたびにマークを交換する守り方である。英語では「スイッチ・エブリシング」と呼ばれ、日本でも「オールスイッチ」と言うことがある。身長と機動力の差が小さい選手を並べられるチームで成り立つ。スクリーンへの対応を一つに統一することで、判断の迷いをなくす狙いがある。
スクリーンを受けても守備者がボールの前に立ち続けるため、ドライブやフリーのシュートが生まれにくい。一方でガードがセンターを、センターがガードを守る場面が必ず生じる。そこで交換後のミスマッチに対し、ポストへの前さばきやヘルプ、スクラム・スイッチで元に戻す工夫を組み合わせる。2010年代後半のNBAではスリーポイントとピック・アンド・ロールが増え、複数ポジションを守れる選手を揃えたチームがこの守り方を主軸にした。守備の約束事が単純になり、コミュニケーションさえ取れれば崩れにくいことも利点である。
動き方・手順
- スクリーンの瞬間に大きな声でスイッチを宣言する
- 交換後はすぐにボールマンの前に立つ
- ミスマッチのポストには前に回って守る
- 必要ならスクラムで元のマークに戻す
対策・弱点
交換後に生まれる身長や速さのミスマッチを1対1で何度も攻められると苦しい。ポストアップやアイソレーション、スリップや裏へのカットで交換の瞬間を突く攻めが効果的である。
実例
2017〜18年のロケッツはジェフ・ブズデリックコーチのもとでスイッチを守備の武器と位置づけて多用した。
参考にした情報
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用語辞典スクリーン対応
スイッチ
スクリーンの瞬間にボールマンの守備者とスクリーナーの守備者がマークを交換する対応。
Switch
ディフェンス
スクラム(スクラム・スイッチ)
スイッチで生じたミスマッチを、パスの間に別の守備者と再交換して解消する動き。
Scram Switch
スクリーン対応
早いスイッチ(ジャンプスイッチ)
スクリーンが掛かる前にスクリーナーの守備者がボールマンへ飛び出し、先にマークを交換する対応。
Early Switch / Jump Switch