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ファンダメンタル

クロスオーバー

Crossover Dribble

ドリブルするボールを体の前で反対の手へ素早く持ち替え、進む方向を切り替える技術。

クロスオーバーは、ドリブルしているボールを体の正面で低く素早く反対側の手へ移し、進行方向を一瞬で切り替えるドリブル技術である。単に「クロス」と呼ばれることも多い。片方へ行くと見せかけて重心を誘い、相手の足がそちらへ動いた瞬間に逆へ抜くのが基本形で、レッグスルーやビハインド・ザ・バックと並ぶ代表的なチェンジ・オブ・ディレクションである。

成功の鍵は、持ち替える前の「見せ」と、持ち替えるボールの低さにある。肩や目線、踏み込む足で一方向を強く印象づけ、ボールは膝より低い位置で体の幅の中を通す。高く大きく振るとスティールされやすい。持ち替えた後は外側の足で強く蹴り出し、相手の体の横を通過する一歩目で優位を確定させる。持ち替えた直後に顔を上げ、次の守備者も確認したい。

トップでのアイソレーションやピック前のセットアップ、トランジションでのワンマン速攻など、一対一で相手を外したいほぼすべての場面で使われる。現代では二度続けるダブルクロスや、ステップバックと組み合わせてシュートスペースを作る使い方も一般的となっている。一方で多用しすぎると読まれるため、他のドリブル技術と組み合わせて使うことが大切だ。

動き方・手順

  1. 一方向へのドライブを肩と足で見せる
  2. ボールを膝より低く、体の前で反対の手へ
  3. 持ち替え後、外側の足で強く蹴り出す
  4. 相手の腰の横を最短距離で抜ける

対策・弱点

ディフェンスは相手の胸を見て重心を保ち、ボールを目で追いすぎないこと。持ち替えの瞬間にボールが体の前を通る位置へ手を出すとスティールも狙える。

実例

1997年3月12日、新人のアレン・アイバーソンがマイケル・ジョーダンを相手に決めたクロスオーバーは、この技の象徴的な場面として語り継がれている。

参考にした情報

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