Basketball Press世界のバスケットボールニュース

トップ / 戦術教科書 / 用語辞典 / セットプレー・アクション

セットプレー・アクション

ATO(アフター・タイムアウト)

ATO (After Timeout) Play

タイムアウト明けのインバウンズから実行する、得点を狙って事前に用意されたセットプレー。

15423
ATO(アフター・タイムアウト)の図

カット・移動パスドリブルスクリーン1〜5オフェンスXディフェンス

ATOは「アフター・タイムアウト」の略で、タイムアウト後の最初の攻撃で実行するセットプレーを指す。タイムアウト中にコーチが作戦盤で指示を出し、ベースラインやサイドラインからのインバウンズを起点に、相手の守り方や時間・点差に合わせたプレーを選ぶ。日本でもATOという略称がそのまま使われ、タイムアウト明けのプレーとも呼ばれる。

ATOには、最初の動きをおとりにして本命のシューターを解放するもの、バックスクリーンからのロブを狙うもの、エレベーターやスタッガーでシューターを外に出すものなど多様な形がある。コーチは相手がスイッチするか、どこでヘルプするかを読み、それを逆手に取るプレーを用意する。相手が直前のタイムアウトで守り方を変えることもあるため、複数の選択肢を持つプレーが選ばれやすい。

ATOの成功率はコーチの戦術力の指標の一つとして注目されることも多い。試合の流れを変えたい時、相手の得点が続いた後、試合終盤に確実に1本取りたい時などに使われ、事前にスカウティングした相手の癖を突くのが理想とされる。コーチの準備の質が最も表れる場面とされ、ATOからの得点効率がメディアや分析で取り上げられることもある。

動き方・手順

  1. タイムアウト中に作戦盤でプレーを指示
  2. インバウンズの位置と時間を確認する
  3. おとりの動きで守備の注意を引く
  4. 空いた本命の選手へパスして得点を狙う

対策・弱点

守備側もタイムアウト中に相手の得意なATOを確認し、スイッチの方針やインバウンズへのプレッシャーを決めておく。予想外のゾーンや守り方に切り替えて、用意したプレーを外すことも有効である。

参考にした情報

関連記事

用語辞典

プレスブレイク・インバウンズ

BLOB(ボックス)

エンドラインからのインバウンズで、4人がペイント周辺に四角形に並ぶ配置から行うプレー。

BLOB - Box Set

セットプレー・アクション

エレベーター

並んだ2人のスクリーナーの間をシューターが駆け抜け、通過直後に2人が扉のように閉じるスクリーン。

Elevator Screen