ボストン・セルティックス(1985-86)
ハーフコート・オフェンス,ポストプレー,パスワーク。67勝15敗(ホーム40勝1敗)。ファイナルでロケッツに4勝2敗、MVPはラリー・バード
1985-86シーズンのセルティックスは67勝15敗、ホームでは40勝1敗という圧倒的な成績を残し、ファイナルでロケッツを4勝2敗で破った。ラリー・バードは3年連続のシーズンMVPとファイナルMVPを獲得し、控えセンターのビル・ウォルトンはシックスマン賞を受賞している。史上屈指のチームとしてたびたび名前が挙がる。ショータイムのレイカーズとは対照的なスタイルの王者である。
強みはバード、マクヘイル、パリッシュの「ビッグスリー」と呼ばれたフロントコートだ。ローポストでの技術に優れたマクヘイル、走れるセンターのパリッシュ、そしてどこからでも得点とパスができるバードがいた。アシスト数はバードがチーム最多で、デニス・ジョンソンとダニー・エインジが続く。特定のガードだけに頼らず、複数の選手がボールを回してハーフコートで崩した。
このチームから学べるのは、スピードよりも判断とパスの質で優位を作るハーフコート・バスケットの完成形だ。インサイドに得点源がいれば守備は収縮し、外のシューターや逆サイドへのパスが生きる。控えにも元MVPのウォルトンがいたように、層の厚さが長いシーズンを安定させた点も見逃せない。走力で劣るチームでも、判断の速さとパスの精度を磨けば十分に対抗できる。
ここから学べること
- インサイドの脅威が外のパスを生かす
- パスを出せるフォワードは攻撃の起点になる
- 控えの質がシーズン全体の安定を支える
この実例に出てくる戦術:ローポスト、ハイ・ロー、シックスマン
チームデータ
- 大会
- NBAファイナル
- 結果
- 67勝15敗(ホーム40勝1敗)。ファイナルでロケッツに4勝2敗、MVPはラリー・バード
- 監督
- K.C.ジョーンズ
- 主な選手
- ラリー・バード,ケビン・マクヘイル,ロバート・パリッシュ,デニス・ジョンソン,ビル・ウォルトン
- 戦術
- ハーフコート・オフェンス,ポストプレー,パスワーク
参考にした情報
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