トップ / 戦術教科書 / 用語辞典 / セットプレー・アクション
ズーム・アクション
Zoom Action
ダウン・スクリーンを使って上がった選手が、2人目からのドリブル・ハンドオフを受けて攻めるアクション。
カット・移動パスドリブルスクリーン1〜5オフェンスXディフェンス
ズーム・アクションは、ブロック付近から味方のダウン・スクリーンを使って上がってきた選手が、トップやウイングで別の選手(多くはビッグマン)からドリブル・ハンドオフを受ける連続アクションである。シカゴ・アクションと同じ構造で、チームによって呼び名が異なる。ピンダウンからハンドオフへの流れで、受け手は勢いを持った状態でボールを持てる。
最初のダウン・スクリーンでシューターのディフェンダーを遅らせ、続くハンドオフで再びスクリーンをかけるため、守備側は2回連続で判断を迫られる。ハンドオフ後はボールを受けた選手のシュートやドライブ、渡し手のダイブやポップ、逆サイドへのキックアウトにつながる。シュートを打たずにハンドオフ後のピック&ロールへ移行するなど、次のアクションへつなぐ形もある。
5アウトの配置と相性が良く、高校・大学からNBAまで幅広いレベルで使われる。動きながらボールを持てるシューターや、ペイントに侵入できるウイングを持つチームで特に効果的で、NBAのシャーロット・ホーネッツなども多用している。連続アクションの入り口としての汎用性が高く、他のセットと組み合わせやすいのも特徴である。
動き方・手順
- シューターがブロック付近にセットする
- 味方がダウン・スクリーンをかける
- スクリーンを使ってトップ方向へ上がる
- ビッグからドリブル・ハンドオフを受ける
対策・弱点
ダウン・スクリーンの段階からスイッチする、あるいはハンドオフの位置にシューターのディフェンダーが先回りして受けさせないのが代表的な対策である。渡し手のダイブへのケアも忘れてはならない。
実例
NBAのシャーロット・ホーネッツはズーム・アクションを攻撃の主軸の一つとして多用している。
参考にした情報
関連記事
用語辞典セットプレー・アクション
シカゴ・アクション
ピンダウン(ダウン・スクリーン)を使って上がってきた選手が、そのままハンドオフを受けて攻める連続アクション。
Chicago Action
セットプレー・アクション
ハンドオフ(DHO)
ドリブルしてきた選手が味方へ手渡しでボールを渡し、同時に自分がスクリーンの役割を果たす連係。
Dribble Handoff (DHO)
セットプレー・アクション
ダウン・スクリーン
ゴールから離れた位置の選手が下へ降りてスクリーンをかけ、ゴール付近の味方を外へ上げるスクリーン。
Down Screen