オクラホマシティ・サンダー(2024-25)
プレッシャーディフェンス,ターンオーバー誘発,トランジション。ペイサーズに4勝3敗、MVPはシェイ・ギルジャス=アレクサンダー(移転後初優勝)
2025年のサンダーは、第7戦の末にペイサーズを103-91で破り、シアトルからの移転後初の優勝を果たした。シェイ・ギルジャス=アレクサンダーはシーズンMVPとファイナルMVPを同時に受賞し、カナダ出身選手として初のファイナルMVPとなった。若い主力を中心に、リーグ屈指の守備を看板にしたチームである。レギュラーシーズンでもリーグ最高の成績を残している。
サンダーはこのシーズン、多くの守備部門でリーグ1位を占めた。特徴は、ボールマンに圧力をかけ続けてターンオーバーを奪う守備である。ファイナル第1戦では前半だけでペイサーズに19本のターンオーバーを犯させ、第5戦でも22本を誘った。第7戦ではホルムグレンが18点、8リバウンド、5ブロックを記録し、ゴール下でも存在感を示した。攻撃ではギルジャス=アレクサンダーがシリーズ平均30.3点を挙げ、第5戦ではジェイレン・ウィリアムズが40点を奪っている。
一方でペイサーズも第6戦で21本のターンオーバーを奪っており、守備で圧力をかけ合うシリーズだった。第7戦ではペイサーズのハリバートンが序盤にアキレス腱断裂で離脱している。若いチームでも、全員が同じ強度で守れば最上位で勝てることを示した。守備の強度は才能よりも習慣と約束事で作れる部分が大きく、どのレベルのチームでも取り入れやすい。
ここから学べること
- 守備の強度でターンオーバーを奪う
- 後ろのリム守護が前線の圧力を可能にする
- 奪ったボールを速く得点に変える
この実例に出てくる戦術:プレッシャーディフェンス、ディナイ、トランジション、リムプロテクション
チームデータ
- 大会
- NBAファイナル
- 結果
- ペイサーズに4勝3敗、MVPはシェイ・ギルジャス=アレクサンダー(移転後初優勝)
- 監督
- マーク・デイグノート
- 主な選手
- シェイ・ギルジャス=アレクサンダー,ジェイレン・ウィリアムズ,チェット・ホルムグレン,ルーゲンツ・ドート,アレックス・カルーソ
- 戦術
- プレッシャーディフェンス,ターンオーバー誘発,トランジション
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