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国際大会の実例

スペイン代表(2019)

センターのプレーメイク,ベテランの判断力,ガードの守備。金メダル(8戦全勝、決勝でアルゼンチンに95-75)。MVPはリッキー・ルビオ

2019年のW杯で、スペインは8戦全勝で2006年以来2度目の世界一となった。決勝ではアルゼンチンを95-75で破り、大会MVPにはリッキー・ルビオが選ばれた。準決勝のオーストラリア戦は2度の延長までもつれる激戦で、経験豊富な選手たちが粘り勝った。この年の米国代表は7位に終わっている。前回王者のアメリカが準々決勝で敗れる中、スペインは安定した戦いを続けた。

決勝では、ルビオが20点を挙げながら相手の司令塔カンパッソを11点、成功率20%に抑えた。センターのマルク・ガソルは14点に加えチーム最多の7アシスト、2スティール、3ブロックを記録し、パスの起点と守備の要を兼ねた。序盤に14-2と主導権を握り、第3クォーターには14-0のランで55-33と突き放している。ベテラン中心のチームらしく、試合の流れを読んだ戦いだった。

ガソルは同じ年にラプターズでNBA優勝も果たしており、パスのできるセンターの価値を世界の舞台で改めて示した。ガードの守備で相手の司令塔を止め、センターが攻撃を組み立てるという役割分担は、身長差を抱えるチームにとっても参考になる。ルビオのように、得点と守備の両方で相手の司令塔と渡り合えるガードの存在が、チームの安定感を生む。経験と判断力が短期決戦でいかに価値を持つかも示した大会である。

ここから学べること

  • 相手の司令塔を止めると攻撃全体が鈍る
  • パスのできるセンターは攻守の要になる
  • 経験は延長戦などの接戦で生きる

この実例に出てくる戦術:センター、ハイポスト、ポイント・オブ・アタック守備

チームデータ

大会
FIBAバスケットボールワールドカップ2019(中国)
結果
金メダル(8戦全勝、決勝でアルゼンチンに95-75)。MVPはリッキー・ルビオ
監督
セルジオ・スカリオロ
主な選手
リッキー・ルビオ,マルク・ガソル,セルジオ・ジュル,ルディ・フェルナンデス,フアンチョ・エルナンゴメス
戦術
センターのプレーメイク,ベテランの判断力,ガードの守備

参考にした情報

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