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国際大会の実例

オーストラリア代表(ブーマーズ)(2021)

チームディフェンス,エースへの専任マーク,ガード主導の攻撃。銅メダル(3位決定戦でスロベニアに107-93)。男子初の五輪メダル

オーストラリア男子は1988年ソウル、1996年アトランタ、2000年シドニー、2016年リオと4度も4位に終わってきた。東京五輪の3位決定戦でルカ・ドンチッチ擁するスロベニアを107-93で破り、ついに男子初の五輪メダルを手にした。パティ・ミルズはこの試合で42点を挙げ、3位決定戦の得点記録を作った。長年の悲願をついに達成した大会である。

グージャン監督のチームは守備を土台にし、イタリア戦を除く全試合で相手を大会平均得点以下に抑えた。相手のフィールドゴール成功率は44.4%、3ポイントは31.4%。3位決定戦ではスティールで大会トップだったマティス・サイブルがドンチッチに付き、成功率35%、8ターンオーバーに抑えた。攻撃では司令塔のミルズが42点、9アシストでチームを引っ張った。

守備で相手のエースを専任のディフェンダーに任せ、攻撃では信頼できるガードに託すという分業が明確だった。一方で、センターのベインズが負傷で欠けた後はリバウンドの差が大きく悪化しており、層の薄いポジションが短期決戦の弱点になることも分かる。短期決戦では主力一人の離脱がチーム全体の数字に直結するため、控えの準備も戦術の一部と考えるべきである。

ここから学べること

  • 相手エースに専任の守備者をぶつける
  • 守備の土台があれば攻撃に集中できる
  • 欠けると困るポジションは層を厚くする

この実例に出てくる戦術:マンツーマンディフェンス、ディナイ、ピック&ロール

チームデータ

大会
東京五輪
結果
銅メダル(3位決定戦でスロベニアに107-93)。男子初の五輪メダル
監督
ブライアン・グージャン
主な選手
パティ・ミルズ,ジョー・イングルズ,マティス・サイブル,ジョック・ランデール,ダンテ・エクサム
戦術
チームディフェンス,エースへの専任マーク,ガード主導の攻撃

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