ボストン・セルティックス(2023-24)
ファイブアウト,3ポイント重視,スイッチディフェンス。64勝18敗。ファイナルでマーベリックスに4勝1敗、MVPはジェイレン・ブラウン
2023-24シーズンのセルティックスは、リーグ最高の64勝18敗を記録し、ファイナルでマーベリックスを4勝1敗で破って球団最多となる18度目の優勝を果たした。35歳のマズーラ監督は、ビル・ラッセルと並ぶファイナル最年少HCだった。ファイナルMVPはジェイレン・ブラウンで、ルカ・ドンチッチの主なマークも担った。テイタムとブラウンの両ウイングを軸に、補強で完成度を高めたチームである。
攻撃では3ポイントを重視し、ポルジンギスやホーフォードといったセンターも外からシュートを打てた。主力8人の多くが平均以上の3ポイントシューターで、5人全員が外に広がる配置(ファイブアウト)をとれるため、相手はヘルプに出るたびに高い代償を払う。ファイナル第1戦ではポルジンギスがベンチから20点を挙げ、外へ引き出された相手のセンターはゴール下を守れなかった。
守備でも、ホリデーとホワイトという守れるガードを含め、複数のポジションを守れる選手をそろえた。ドンチッチに圧力をかけながらスイッチで対応し、ロブパスの供給を減らした。全員が打てて全員が守れる人材をそろえることが、戦術の選択肢を広げる最大の基盤になることを示した。育成年代でも、全員にシュートと守備の基礎を求めることが、将来の戦術の幅につながる。
ここから学べること
- センターも外で打てればヘルプが難しくなる
- 5人が広がるとドライブの通り道が開く
- 攻守で穴の少ない人材が選択肢を増やす
この実例に出てくる戦術:ファイブアウト、ストレッチ5、スイッチ
チームデータ
- 大会
- NBAファイナル
- 結果
- 64勝18敗。ファイナルでマーベリックスに4勝1敗、MVPはジェイレン・ブラウン
- 監督
- ジョー・マズーラ
- 主な選手
- ジェイソン・テイタム,ジェイレン・ブラウン,ジュルー・ホリデー,デリック・ホワイト,クリスタプス・ポルジンギス,アル・ホーフォード
- 戦術
- ファイブアウト,3ポイント重視,スイッチディフェンス
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